キタダケソウに逢いに北岳へ
北岳にしか咲かないキタダケソウに会って見たくて昨年リサーチしてたんですが…タイミングがあわず今回の1番の目的だったのですが…
天気予報に翻弄されて半分諦めかけていました💦
しかし!直前になって天気が持ちそうな予報に♪
とりあえず安全第一でキタダケソウに会うことを目的に行ければ間ノ岳まで行きたいなぐらいの気持ちで計画し直し
御池から草すべりルートで肩の小屋に行き幕営してから、空荷で北岳とキタダケソウ散策そして行けるところまで行って引き返し、翌日は天気がよければ北岳までまた行って帰ることに
なるべく早く行きたかったので乗合タクシーで向かうことにしましたが勝手がわからず木曽駒ケ岳の時の早朝から並ぶのを思い出して早寝しようと昨夜20時に芦安駐車場に到着し乗り場を確認
それでもイマイチわからなかったので、駐車場にいらっしゃった先客さんにお尋ね
すると乗合タクシー乗り場の先頭を教えて頂きザックをデポしといたらいいよとのこと。
早速ザックをデポして就寝
朝3時ごろに話し声が聞こえて目を覚まして確認すると…私のザックの前にまたザックをデポしてある( ゚д゚)
トラブルは嫌なのでとりあえず早々に起きて準備
準備が終わる頃ちょうどタクシーの運転手さんが来られて何かされてたので聞いてみるとこの辺りに待ってれば大丈夫だとのことで4時より待機(ちなみに発車時刻は5:30)
するとしばらくすると先ほどの運転手さんが1人ならもう確実に乗れるからと確定してくれてタクシーのそばで色々同乗者の方に北岳のルートについて教えて頂きました(^^)
夜叉神ゲートが5:30に開くとのことで早めに出発しゲート前で待機
広河原に6時に到着
インフォメーションに出向きルート情報をまた聞いてスタート!
久しぶりのテン泊装備とケチってビールとかも担いでたり直前に安全第一とピッケルも追加したこともありかなり重い💦
背負った感じは18キロはありそう(u_u)
登りあがりは一段一段が高くてそこを荷物を持った状態で体を持ち上げるのが辛い
思ってたよりは暑くないけど汗ダラダラ…
それで1500m近く登り上げは思ってたよりキツかった〜
久しぶりに20分おきに座って炭酸休憩
御池からの雪渓直登では序盤の緩やかなところは大丈夫だったけど、荷物が重いせいもあって滑りそう💦
途中で安全第一とチェーンアイゼンを装着して再出発
やっぱ装着すると全然違いますね〜
無事に登りあがり夏道を行き始めると…ガスが湧いてきた∑(゚Д゚)
テンションが落ちてしまう…
もう一度雪壁があらわれましたがそこはそのまま登れそうだったのでそのまま無事通過
しかも登りあがると仙丈ケ岳が現れました✨
曇ってはいるけどそのドッシリとした山容に見惚れてしまいました❤️
あと少しあと少しで荷物おろせると言い聞かせながら登りあがり、無事に肩の小屋に到着!
到着一番乗りでテント予約して幕営
小屋のご主人にキタダケソウの場所&ルート状況を聞いて、空荷で北岳へ
ただ…幕営してる間にガスガス💦
とりあえず私はキタダケソウに逢いにきたんだ!と言い聞かせて向かいます
空荷だと体が軽くてあっという間に北岳へ
ガスってるので記念撮影だけしてキタダケソウ散策に
北岳の先には1箇所雪渓が残ってて巻いた方がいいとのことだったけど…ガレてるところに行ってしまい恐る恐る進みました
結果…雪渓をそのまま降りられた方が1番楽そうに降りてました(。-∀-)
吊尾根分岐辺りに咲いてますとのことでしたが…近くにあるのはハクサンイチゲばかりで遠くにしかキタダケソウ咲いてない💦
とりあえず下に降りて行くと近くにも咲いてた❤️
かわいい💕でもどこか古風な印象
分岐まで降りて北岳山荘へのトラバースルートに突入
お花が色々咲いてるしキタダケソウはめちゃくちゃ咲いてる(//∇//)
ただ…ルートは微妙に浮石っていうかガレてる?&ハシゴとかも頼りない感じ(^^;)
お花に気をとられると危ないのでゆっくりとお花を堪能しながら歩きました♪
ところが!ルートに立ち塞がる雪渓
平坦だしきってある感じなので行けそうかなととりあえず雪渓手前まで行ってみたけど…
今日誰も歩いてない?
ガスってるから落石も怖いし…ゲートのとこでお話聞いたところ雪渓での落石は音もなく落ちてくるらしく注意して進むしかないと話されていたので、しばらくにらめっこして悩みましたがやはり安全第一!
諦めて引き返しました
早く帰ってビールで乾杯しようとテントへ
ビール&つまみのウィンナーで乾杯してたらガスが晴れた♪
ガスってたのは残念だったけど、キタダケソウに会えてよかったです♪
ヤマップ↓
https://yamap.com/activities/3942550